09.04
ありがとうございました
お知らせ
8月28日早朝、母が亡くなりました。
母と最後のお別れをゆっくりする間もなく、バタバタとお葬式・初七日を済ませ
今、こうして普通に仕事しているのが不思議です。
実家に行けば笑顔で写真に納まっている母。
なのに病院に泊まりに行く晩になると、ベットで待っている母がまだそこにいそうな気がして。
私自身いい歳なのに、小さな子供みたいに夜一人になると泣いてしまいます。
楽しかったことやうれしかったことも思い出されるのですが、
やはり自宅介護や入院生活のことを思うと、もっと優しくしてあげればよかったと。
そんな先の話ではないと訪問看護師さんに言われていたにもかかわらず
心のどこかではもう一度元気になってくれて家に帰れたらいいのにと願ってしまった。
甘い考えの私達家族は、なかなかこの現実を受け入れられないのです。
最初の手術から約20年。
最後まで痛くて苦しかった母。
家に連れ帰った時は、「もう痛くないね。よかったね」と思ったのも事実です。
元気な時は人一倍人に気を遣う母でした。
母が危篤になった時、弟が病院に泊まっていた日であり、
1ヶ月ぶりに姉が帰省していた時であり、
下の娘が神戸から戻ってきた晩でした。
皆が揃うことは珍しいのに、この時を待っていたかのようにあっという間に逝ってしまった母。
こんな時まで気を遣ってくれたんだね。
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お葬式の始まる1時間前に急な土砂降りと雷。
式が終わる頃には止んで日が差し始めました。
バスの座る位置で、私は気がつかなかったのですが、
「火入れ」を終えて、沈んだ気持で見上げた空には虹がかかっていたそうです。
それをみたのは弟とお嫁さんでした。
座っているのもやっとだった体調で最後まで出席できた弟の結婚式。
母にとってこの最近うれしかったことのダントツ1位だったと思います。
棺にはその結婚式に着た洋服を入れてあげました。
その洋服を着て虹を渡ったような気がしたと弟夫婦は思ったそうです。
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自分の家族の悲しい報告をすることに迷いましたが
ブログを通してご心配やら励ましのコメントをいただいた方々には
お知らせしたほうがいいとやっと思うようになったので。
まだまだ泣き虫の私はいっぱい泣くと思います。
でも大丈夫。元気でいますから。
なっちゃんの散歩も毎日いっています。
またもう少し元気が出たらブログを再開したいとおもいます。
みなさん、ありがとうございました。
あやゴンmama